1949-04-04 第5回国会 衆議院 文部委員会 第4号
一月二十六日に金堂の内部に火災が起りましたが、これは檢察当局の調べによりますと、一應電氣座蒲團がその原因であるということに相なつておるのでありまするが、まことに申訳のない次第であります。從來念には念を入れて火氣を遠ざけておりましたところへ、どういうかげんか、本年に限つて電氣座蒲團が冬期利用されるというような事実がございました。そのために火災を起しまして、金堂の内面が一様に損害を受けました。
一月二十六日に金堂の内部に火災が起りましたが、これは檢察当局の調べによりますと、一應電氣座蒲團がその原因であるということに相なつておるのでありまするが、まことに申訳のない次第であります。從來念には念を入れて火氣を遠ざけておりましたところへ、どういうかげんか、本年に限つて電氣座蒲團が冬期利用されるというような事実がございました。そのために火災を起しまして、金堂の内面が一様に損害を受けました。
○堀越儀郎君 政府委員にちよつとお伺いいたしたいのですが、先程から電氣座蒲團などについていろいろ御説明がありましたが、更に配線だとかいうことについての御調査なんかありましたかどうか、私が檢察当局から直接聞いたのでは、十二月の電力使用量が百九十キロ位であつた、二百キロ足らずであつたのに、一月の消費量が一躍十位の二千キロになつた。
それから最近電氣座蒲團を入れるために、暮に新たに配線をいたしております。この分は、その螢光燈の配線に比べますと、最近の品物で、やはり品質が相当落ちておるそうであります。併と実際の火災と関連して考えて見ると、どうも漏電があつたとは思えないという專門家の意見でございました。
この電氣座蒲團というのは、申上げるまでもなくいろいろな品質のものがございますので、常識的に非常な警戒をいたすわけであります。それで事務所でも一應警戒はしたようでありまして、電氣座蒲團を監視するために、電氣の技術者を同時に採用するということを試みております。